平素より DADDYLAB製品をご愛用いただきありがとうございます。
この度は、ステムキャッチ取付時に生じる可能性のある不良事項についてご報告させていただきます。
ステムキャッチを使用してストライダー車両にステム(ハンドル)を固定した際、十分な固定トルクが得られず、フロントタイヤを固定した状態でハンドルが回ってしまう事象が確認されました。
これらの事象の原因、及び対処方法につきまして下記をご参照ください。
【事象】
ステムキャッチを使用してステム(ハンドル)を固定した際、ハンドルが十分に固定されず回ってしまう。
【原因】
①_ストライダー車両>フロントフォーク>トップチューブにステムキャッチを挿入した際に、トップチューブ内径とステムキャッチ外径のクリアランス(隙間)が大きい場合(画像❶)
②_ステムの取り付けクランプに設定されている締め付け許容範囲が小さい製品をお使いの場合(ステムクランプの割れの間隔が狭い製品の場合)(画像❷)
上記①と②の度合いの相性により、ステムクランプボルトを最大まで締め上げても、十分な固定トルクに達する前にステムクランプの割れの隙間が接触してしまう場合が確認されました。(画像❸)
この事象が確認された場合、固定に十分なトルクを得ることができず、結果、車両に対してステム(ハンドル)が動いてしまうことが想定されます。(画像❹)
【対処方法】
ステム(ハンドル)固定トルクが不十分な場合
①_車両トップチューブの上端にビニールテープ等を事象程度に合わせて1〜2周巻きます。(画像❺)
②_ビニールテープが巻かれたトップチューブ上端に付属のシムを被せます。(画像❻)
④_ステムのクランプボルトを十分に締めた状態でクランプ間に隙間が残っていることを確認してください。(画像❽)
最後にフロントタイヤを固定した状態でハンドルを握り、ハンドル軸に対して容易に動かないことを確認してください。
原因と対処方法のご説明は以上となります。
この度確認された事象につきましては、関連するそれぞれの部位の許容誤差と使用する製品(ステム)の許容設定との関係により生じる事象となります。 現在までの検証により、上記対処方法によって事象が改善されることを確認しておりますが、改善が見られない場合は、安全面に対する配慮からステムキャッチのご使用を止めるか、もしくは、十分な固定トルクを得られるステムに交換してください。
何卒、事象原因、及び対処方法に対するご理解とユーザー様の適切なご判断、ご協力をお願いいたします。
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