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DADDYLABから様々な情報を発信します。

LABレポート>軽量ハンドルカスタム〈Yバーハンドル〉

ハンドル周りをカスタムする場合のグリップを除く構成パーツは、
・ハンドルバー
・ステムアダプター
・ステム
これら3つのパーツを必要とする。

各パーツを軽量の物を選んだとしてもそれなりの重量となってしまう。
4歳〜のキッズライダーにとっては、大きな負担にならないにしても2.3歳のキッズにとっては重量による影響はシビアになってくる。
ボトム(タイヤホイール)の重量はともかく、アッパー(ハンドル周り)の重量負荷は、走行時の安定に大きく影響を及ぼすことが予想される。

という訳で、今回のLABテーマは、ミクロキッズを対象としたエンジョイカップカーの超軽量ハンドルカスタム!!
軽量化するためにはシンプルなパーツ構成に限る!! その答えもとってもシンプル!!
「一体型ハンドルバー」(な〜んだ って感じでしょ?)

DADDYLAB 4種目となるハンドルは、ライザーバーとポストが一体化した超軽量「Yバーハンドル」
「一体型ハンドルだったら純正と変わらないじゃん!!」 な〜んて事を言わないで〜
純正と大きな違いは材料。
純正:スチールに対し、Yバーは、アルミ合金6061。そうです、純正より軽量なのです!!

開発のはじめは、3月に台湾で行われた台北国際サイクルショーでのサプライヤー探しから。
良さそうなサプライヤーと接触して、会場にて製作の可能性を打診、帰国後、製造に向けて具体的な検討スタート。
一番苦労したのがなんといっても形状。
別パーツで構成されている場合は、取付調整でグリップ位置、及び角度の設定が可能だが、なんせ一体型。
一体型の場合、高さのみの調整となる訳で、グリップ角度等は固定となってしまう。
そのためポジションの落としどころを決定するのに何度も“サンプルを作っては、図面で調整指示を出す”の繰り返し。
で、やっと上がってきた最終試作品がこれ↓
Y_BAR_1

予定しているカラーバリエーションは、アルマイトカラー全7色。
ブラックのみアルマイトマットブラックのサンドフィニッシュ仕上げ、他のカラーはアルマイトポリッシュ仕上げ。(写真のブラックは、ポリッシュブラック)

早速、車体に取り付けてみることに・・・・
まずは、ST-4Jのノーマルストライダーに・・・・・
Y_BAR_N_2
Y_BAR_N1
※写真は、純正カスタムパーツ:ホイールデカール装着車両

取付は、すこぶる簡単!! クランプを緩めて、純正ハンドルを抜き取ったら、純正同様に差し込むだけ!!
Y_BAR_2

ヘビーカスタム傾向の中、正直、あまりにも簡単かつ、見た目もシンプルでちょっと物足りないような気がしないでもないが LAB の見解は、アリ!!
よって製品化決定といたします。

ストライダーエントリーのミクロキッズだけでなく、軽量カスタムにウエイトを置いてるカスタムダディの反応も気になるところです。

ちなみにDADDYLABのパーツでカスタムした車両に装着してみると・・・
Y_BAR_C2

こんな感じです。
どうでしょう? バランス悪くないですよね?
昨日、量産GO-を生産国に出しました。 発売時期・価格は未だ未定ですが決まり次第、リリースします。