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DADDYLABから様々な情報を発信します。

LABレポート>NEWホイール〈プラホイール〉

長々とご無沙汰しておりました。 商品開発担当のSakuraDaddyです。
かな〜〜り久しぶりの「LABレポート」ですよね、ごめんなさい。
でも、ずっとさぼっていた訳でもなく、生産国の台湾に行ったり、数々の試作を繰り返したりとなんだかんだと動いておりました。 予想以上に時間がかかってしまいましたが、量産の見通しもつき、何回かに分けて新商品をレポートしていきたいと思います。

まずは、新しくラインナップに加えるホイールについてご紹介します。
実は、現行ホイールに加え、新たに3種類のホイールの発売を予定しています。
今回は、そのうちの一つ「プラホイール」のご紹介をします。

では、ここからは、いつものLABレポート風に・・・

最近のカスタムの傾向といえば、レーシーでスパルタン。
従来のストライダーの特徴でもあるポップ&可愛いらしさの影が薄くなっているようにも思う。
この傾向は、DADDYLABしかり!!

と言うわけで、純正ホイールのイメージを素直にパクって、カラー表現を前面に出したプラ(樹脂)ホイールの開発・商品化に着手。
ただ大きな違いは、ゴムタイヤが履けるプラホイール!! 純正EVAタイヤを使用しているエントリーキッズのネクストステージに対応した軽量ゴムタイヤホイールという位置づけ商品。

開発初期:「樹脂ホイールならスポークホイールより軽くて2.3歳のストライダーキッズには丁度いいや」な〜んて勝手な思い込みでスタート。
ところが、ゴムタイヤが装着できる既存の樹脂ホイールをいくつか取り寄せて重量を測ってみると・・・
全てのサンプルがスポークホイールより重い。しかも大幅に重いことが判明。(驚)
理由は、タイヤの空気圧に負けない肉厚のリムと、アクスル(車軸)周りの樹脂の無垢部。
スポークホイールより軽量でないと意味が無い!!
見つけられるサンプルにも限界があるので3月に開催される台北国際サイクルショーで触接サプライヤーを探すことに・・・

3月:いざ台湾へ→
台北国際サイクルショーの会場で小径車を扱うサプライヤーブースを片っ端からチェック!!
「見〜つけた!! 軽そうなの」
このサプライヤーにホイールの樹脂の部分だけ供給してくれないか交渉。
答は、「NO!!」
車両ごとじゃないとダメらしい。
粘りに粘って、総経理(社長)を引っ張り出してMOQ(最低ロット)の条件付きで渋々了承をとる。
しかし、カラーがブラックしか無い。どうしてもカラー展開も譲れない。
再度、交渉したが、新規カラーを採用する場合は、色数×最低ロット数が条件。
ロット毎にそんなに大量数は、リスクが大きすぎる。
そこで、そのサプライヤーのブース内にある製品に使われている樹脂の色から近似色を選択、
「要は、新規カラーでなければ、どうよ? この色の樹脂をタイヤの金型に流せばいいんでしょ?」 ・・・・・・
と言うわけで樹脂ホイールのベース部分を確保!!

その後、そのホイールのアクスル部>凹形状にピッタリ合うシールドベアリングは、品質を重視して台湾で調達。
車軸、ナット、ワッシャー類のアクスル小物パーツは、コストの安い中国から。 スペーサーは、国内で調達。
ベアリング保護カバーは、図面から製作(台湾)。
で、上がったアクスル部分は、こんな感じ↓アクスル

ホイールのカラーバリエーションは、全6色↓
集合ホイール&アクスル
プラホイールベース=約242g/アクスルパーツ=約123g ※タイヤ重量は、含みません

車両に装着してみるとこんな感じ↓装着車両
カラーのヴィヴィット感が中々良い!! これもアリでしょ?!

取り付けハブ
軽量化を重視して、エントリーキッズを対象にした商品のつもりだったが、これがあなどれない!!
軽量に加え、シールドベアリングのカバーをハブスパナで調整すれば、無抵抗感が気持ち良い回転を得ることができる。
レース用ホイールとしても十分なポテンシャルありかも?!
ただし、プラホイールの場合、規定を超えた過度な空気圧の場合、金属リムのホイールよりタイヤが外れる限界値が低いのでご注意を!!

カスタムダディさん、いかがでしょうか?(受け入れられるかちょっと不安)

Coming Soon!!
※発売時期、販売価格については、あたらめてご案内させていただきます。